睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が停止してしまう病気です。そのため慢性的な寝不足に陥り、起きている間にも様々な悪影響を受けてしまいます。では睡眠時無呼吸症候群は日常生活にどのような悪影響をもたらしてしまうのでしょうか。歯科医院でも治療が可能な睡眠時無呼吸症候群の特徴とともにご紹介いたします。
睡眠時無呼吸症候群になると、寝ているときや起きているときに次のような状態が起こります。
<寝ているとき>
・大きないびきをかく(家族に指摘される、あるいは自分のいびきの音で目が覚めるなど)
・呼吸が止まる
・呼吸が止まることにより息苦しさを覚えて目が覚める
・むせて咳込む
・寝汗をかく
<起きているとき>
・日中ずっと眠い
・体がだるい
・倦怠感が続く
・集中力に欠ける
どちらかといえば若い方よりも、30代から50代くらいの働き盛りの方に多く見られます。というのも、加齢や生活習慣病などにより体型の変化が生じたり、のどや首周りの筋力が低下するためです。特に首や喉周りに脂肪がたくさんついている方は気道が狭くなっている可能性があるため要注意です。
睡眠時無呼吸症候群は男性のほうが発症しやすいと言われていますが、女性の場合は閉経後に注意が必要です。閉経によりホルモンバランスに変化が起き、上気道の筋肉の活動が高められてしまうため、閉経前の方と比較して、閉経後の方の発症率が役3倍になるという報告もされています。
睡眠時無呼吸症候群になると、日中ずっと眠気に襲われ、ボーっとして集中力に欠けてしまいます。寝不足かな?と軽く考えるかもしれませんが、単なる寝不足だけでは済まされない事態に陥ってしまうことがあります。勉強や仕事に集中できず、成果を上げることが難しくなることが考えられますが、それ以上に危険なのが、居眠り運転です。眠気に襲われたまま運転すると、ヒヤッとする場面に遭遇するだけでなく、時に大惨事を引き起こしかねません。事故が起きてからでは遅いのです。少しでも気になる症状がある場合、早めに歯科医院やいびき外来、循環器内科などの医療機関を受診するようにして下さい。
保谷にある当院でも睡眠時無呼吸症候群に対応した治療を行っております。慢性的な寝不足や家族にいびきを指摘されたなど、もしかして睡眠時無呼吸症候群かも?と思う方はいちど当院にご相談ください。
医療法人社団デンタルケアコミュニティ
理事長兼西東京院院長
森村 新歯科医師
【経歴】
2003年 日本歯科大学 歯学部卒
大学病院で先進的な歯科診療を学び、その後、大学の研修施設でもある歯科医院で院長を務める。数々の医院にて一般歯科のほか、介護施設やご自宅に伺う訪問歯科まで数多くの経験を積み、2010年にフォレストデンタルクリニックを開院。
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午前:9:00~12:30
午後:14:00~18:30
休診日:水曜日、日曜日